The 34th Annual meeting of the Japanese Academy of Clinical PeriodontologyJACP特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会第34回年次大会

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会 大会長挨拶

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会 第34回年次大会 大会長 木村 英隆 第34回日本臨床歯周病学会年次大会は2016年7月9日(土)~10日(日)に福岡市にて開催されます。振り返ると2009年に福岡で第27回年次大会が開催され、この間に正会員は1600余名から2300名へと増加し本学会も大きく成長してきました。また2014年6月には日本歯周病学会と友好協定を締結し、歯周治療における本学会の社会的地位および認知度も飛躍的に向上しました。年次大会におきましても会員発表およびシンポジウム等々も益々充実し、その講演内容や治療水準も参加者から高い評価を頂くようになりました。
 第34回年次大会はメインテーマを「歯周治療 成功の鍵-歯周治療 Step by Step-」とし、参加者の皆さんが満足していただける内容を企画いたしました。9日(土)午後の特別講演はEnamel matrix derivative(Emdogain®)の世界的権威でありますDr. Anton Sculean(ベルン大学歯周病科教授)をお招きします。本邦では1998年1月に「Emdogain®」が日本厚生省の認可を受け、現在までに広く歯周組織再生療法に応用されてきました。本学会会員も多くの方々が使用し良好な治療結果を得ていますが、ここで改めて歯周組織再生療法における「Emdogain®」のコンセンサスについて整理していただきます。またEnamel matrix derivative(Osteogain®)の骨再生の有用性についても研究されており、インプラント周囲炎に対する骨再生およびインプラント埋入部位への骨造成に関してその臨床応用を多数発表しています。日本でのEnamel matrix derivativeを応用した骨再生の研究についての情報は乏しいのが現状ですので、骨再生の有用性はとても興味深い講演になると期待しています。10日(日)のシンポジウムは、若い歯科医師や歯科衛生士にも再生療法の基礎的な概念および術式を理解していただけるよう「基本手技から見直そう!」と題し、瀧野 裕行 先生(関西支部)、鈴川 雅彦 先生(中国四国支部)そして白石 和仁 先生(九州支部)にご登壇して頂きます。臨床で常に遭遇する骨縁下欠損および根面被覆に焦点をあて、特に手術手技については各演者にステップバイステップで解説していただきます。
 第34回年次大会は、再生療法に関する基本的なことから高度なことまで幅広い内容を企画していますので、参加者にとって有意義な年次大会になると確信しています。九州支部会員一同、皆様と博多でお会いするのを楽しみにしています。

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会
第34回年次大会 大会長 木村 英隆